【2022最新】オーダーシャツをネットで作れる国内ブランド7選
こんにちは!カスタマイズプラスマガジンの管理人(@maataroudesu)です。
この記事では、ネットでオーダーシャツが作れるお店について知りたい人のために「オーダーシャツをECサイトで購入できるブランド(サービス)」に関する最新情報をお届けします。
記事を書いている自分自身、2015年よりネットでオーダーメイドができるサービス、いわゆるカスタムオーダーサービス領域で仕事をし始めて、約4年以上になります。自社の情報も含まれますが、業界のことは逐一チェックしていますので、情報の質には自信アリです。
ここ数年、新しいブランドが立ち上がり、オーダーメイド業界自体も盛り上がっているのを感じていますので、読者の方にもこの”熱”が伝わるように書いていきます。
※ちなみに、この記事では「ネット = ECサイト(通販サイト)or アプリ」を意味しています。
もくじ
・はじめに
・オーダーシャツをネットで注文できるブランド7選
・あとがき
はじめに
先に結論をお伝えすると、この記事は情報の鮮度なら負けない!と思っています(笑)「オーダーシャツをネットで買いたい、買ってみたい」という方の役に立つ自信があります。
理由はいくつかあるのですが、主には以下です。
・ネットでオーダーシャツが作れる情報(記事やコンテンツ)自体、そもそもまとめられている数が少ないため
・時間をかけて色々と探せば、紹介している記事はあるものの、情報が古かっため(実際に大手まとめ系サイトで見つけた記事は、2015年のものでした)
つまり、オーダーシャツをネットで買えるお店を知りたいと思っても、最新情報を探すのに結構手間がかかる!と思いました。そんな課題感があったので、この記事ではその辺を払拭できるような1記事にしたいと思います。
また調べれば調べるほどブランドが多いことに気づき、「調べていくうちに疲れてしまうんじゃないかな(笑)」とも思いました。
そのため、この記事で紹介するブランドは、
・主に、ビジネスシーン向けの商品を取り扱っている
・独自の商品やサービス(他にはない体験)を提供している
・大手の新ブランド、またはベンチャーの新ブランドのどちらかに該当する
という軸に絞っています。ここに該当していないブランドは紹介していないので、あらかじめご理解の上、読み進めてください。
ネットでオーダーシャツが注文できるブランド7選
1. Original Stitch(オリジナル・スティッチ)
国内において「3Dシュミレーションでオリジナルのシャツが注文できるサービス」を広めたパイオニア!と言っても過言ではないのが、Original Stitchです。
2014年に日本へ上陸後、とにかく新しい技術を取り入れてサービスを展開してきています。最近では、人工知能を使った独自の採寸システム「Bodygram(ボディグラム)」を開発するなど、テック感の印象のある、オンラインカスタムシャツブランドです。
シャツは1着8,900円〜で、店舗はなく、オンライン完結型です。リアル店舗をもたず、オンライン完結型のスタイルを貫き通しています。シャツはベーシックな色柄だけでなく、和柄や派手な色のシャツも取り扱っています。
公式サイト
https://shop.originalstitch.com/
2. DIFFERENCE(ディファレンス)
紳士服のコナカが2016年に立ち上げた、新しいオーダースーツブランドです。
「プロのテーラーが採寸し、注文はアプリで」という購入体験は他にはないスタイルです。紳士服のコナカさんのネットワークがあり、店舗は東北から九州まで店舗も幅広く出店しているので、アクセスのしやすさは抜群です。
最近の新しい取り組みとしては、「AI画像採寸アプリ」をリリース。新しいテクノロジーを積極的に取り入れ、サービス拡充に挑戦している印象です!あと、Instagramで投稿しているコーディネートもすぐに真似できそうなものばかりで、コーディネートに悩む人は参考になると思います。
シャツは1着8,000円〜で、ブロード、ロイヤルオックス、ストライプなどビジネス向けのラインナップがメインです。
3. KEI(ケイ)
2016年にスタートした、オーダーシャツに特化したカスタムオーダーブランドです。
リリース直後には、クラウドファンディングサイト「Makuake」で、『シャツの概念を変える、永久ストレッチのオーダーメイドシャツ「KEI(ケイ)』というプロジェクトを立ち上げ、スタート時から話題になっていたのを鮮明に覚えています。
世界観が統一されていてカッコいいな〜と思い、僕も実際に1着試しに作ってみたところ、サイズ感、生地感に満足し、数年が経った今でも着用しています。店舗はなく、オンラインストア完結型のサービスです。
シャツは1着4,980円〜で、とにかくリーズナブル!最新商品の情報は、メルマガが中心なので、気になる方はメルマガの登録がおすすめです。(時々、数量限定生地の入荷情報が入ります)
公式サイト
https://ke-i.co/
4. KASHIYAMA the Smart Tailor(カシヤマ・ザ・スマートテーラー)
2017年にオンワード樫山がスタートした、新しいオーダースーツブランドです。
もともと、Sebiro&co.,(セビロ アンド コー)というブランドがありましたが、ブランドリニューアルし、「KASHIYAMA the Smart Tailor」として生まれ変わりました。
結論から言うと、とにかく納期が【最短1週間】とずば抜けて早いです。
利用方法は、一度、採寸をし、その後、体型データがマイアカウントに登録されるので、登録後はオンラインストアからオーダーが可能、という仕組み。あと出張採寸があるのも忙しい人にはありがたいですね。
シャツは1着5,900円〜で、エントリーモデルから上級者向けのインポートモデルを用意しています。オーダー初心者にはありがたい品揃え!
公式サイト
https://kashiyama1927.jp/
5. 東京シャツ
「BRICK HOUSE by 東京シャツ」など、高品質なシャツ専門店として、全国に約190店舗を展開する「東京シャツ」。2019年5月に、新しくオーダーメイド専用のECサイトを立ち上げました。
「東京シャツ = アクセスの良い、シャツ専門店」のイメージが強かったので、東京シャツにオーダーができる選択肢が増えることで、嬉しいお客さんも多いのでは?と妄想しています。都内もお店が多いので、時間を見つけてスタッフさんに利用の相談してみようと思います。
シャツ1着7,900円〜からで、2着以上購入の場合のみ、それぞれ2,500円OFFになるキャンペーンもついています。
公式サイト
https://order.e-shirt.jp/
6. STORY & THE STUDY(ストーリー アンド ザ スタティー)
2019年9月にスタートした、三陽商会初のパーソナルオーダースーツブランドです。GINZA TIMELESS 8に記念すべき、第一号店をオープンしました。
テーラーの採寸に加え、さらに身体の特徴を「3D Fitting Analyzer(3D解析ツール)」を使い計測することで、一人一人の体型・姿勢を立体的に解析してくれます。実際に足を運んでみましたが、重厚な雰囲気の中に、3D Fitting サービスが組み込まれていて新鮮に感じました。
シャツは1着10,000円〜と、価格帯も決して安くはありませんが、まずは一度、体験してみたいお店の一つです。70年の歴史を持つ三陽商会と最新のデジタルテクノロジーを活用したブランドなので、これからが楽しみです。
公式サイト
https://www.story-study.com/
7. FABRIC TOKYO(ファブリック トウキョウ)
最後に自社紹介になりますが(笑)、β版含めると2014年にリリースした、男性向けのカスタムオーダーサービスです。
もともとはオンラインのみでスタートし、現在はリアル店舗を関東、関西、名古屋に構えています。購入方法は、一度店舗へ来店し、採寸&体型データをマイアカウントに保存。その後、いつでもオンラインストアから注文ができる仕組みです。
店舗は接客とコミュニケーションに特化した体験型の店舗で、「(モノを)売らない店舗」というコンセプトを掲げています。「お店 = 商品をご購入頂く場所」ではなく、「お店 = サービスを体験してもらう場所」という考えが根底にあります。
シャツは1着8,000円〜で、ビジネス、ビジカジ両方向きの商品があり、形態安定シャツなど、機能的な商品ラインナップが好評です。
公式サイト
https://fabric-tokyo.com/
あとがき
今回の記事では、主に大手紳士服店の新ブランド、またはベンチャー企業が運営する新ブランドの紹介がメインとなっています。改めてその点は理解の上、参考情報にしていただけると幸いです。
冒頭でも触れましたが、自分自身、2015年よりカスタムオーダー領域の仕事をしています。思い返すと、当時の日本では「オーダーシャツがネットで買える」というサービスは、ほぼありませんでした。
しかし、2020年の今、「一度、店舗で採寸、あとでオンラインからオーダー」「採寸データを自ら登録し、オンラインからオーダー」など、ECとオーダーメイドの融合が進み、オーダーメイドは今までよりも手軽で、ずっと身近な存在になってきています。
もし、あなたが「オーダーメイド = 敷居が高い、めんどくさそう、高そう、アナログっぽい…」というイメージをお持ちでしたら、さいごにオーダーメイドを取り巻く最新の変化を知っていただけると本望です。
・今の時代、紳士服業界ではデジタルとオーダーメイドを掛け合わせた新ブランドが続々と立ち上がっている(しかも、価格帯も手の届く値段で販売している)
・今の時代、オンラインストア完結型でオーダーメイドの1着が作れるブランドがある
・今の時代、「店舗で一度採寸、その体型データを元に、その後はオンラインからオーダー」は新しいスタンダードになってきている
以上です。
・・・熱くなりすぎました、熱くなりすぎたかもしれません(笑)
ですが、僕のブログを通じて、この流れを知っていただき、少しでも興味を持ってもらえたら嬉しいです。
これからも新しいブランドが出た時には、都度記事に更新をかけて、良い情報を提供していけるように取り組んでいきたいと思います。
おわり。
記事の更新点
・スーツのAOKIが立ち上げた新ブランド「アオキトーキョー」、事業撤退により削除(2020年2月25日)